昼13時に、車内に3日ほど放置していたミルクティーを飲んだ瞬間から腹痛が始まりましてね。
それがきっかけで最終的には入院するにまで至りましたのでご報告いたします。
かなり汚い話で、そんなの読みたくねぇよって方が圧倒的だと思うので、そんな方は閉じちゃってください。
13時〜(腹痛始まり)
ミルクティー飲んで調子悪いなーなんて思っていたのですが、店舗で動画撮影したい用事があったのでそのまま店へ直行しました。
15分ほど運転して店に到着したのですが、その時にはすでに真っ直ぐに立っていられない状態にまで腹痛がきていて(痛み6割程度)、撮影は諦めて、置き薬の赤玉を6粒飲んで即帰宅。
家に戻ったら嫁がいたのでヘラヘラしながら「マジな腹痛きてるから寝るわ」って伝えて横になる。
17時〜(仕事どころじゃない)
出勤時間になったので嫁と店へ向かい、到着するも未だ動ける状態ではなく、カウンターで「う〜う〜」と唸るばかりの役立たず。
赤玉じゃ弱かったのかもと考え、ツルハで腹痛に効きそうなアイテムをゲットして服用するも効果無し。
店の営業もあるので、万が一のことを考えて母親に電話して迎えに来てもらい、どうとでも動ける体制を整えることにした。
この時点で腹痛のみならず背中までも痛み出してきたので(痛み7.5割程度)病院へ向かおうとなるが、受付時間の関係で、日赤の救急外来に電話して診てもらう事に。
18時30分〜(夜間休日センターで受診)
血圧だけは測ってくれたものの、19時以降は救急車による救急患者を受け入れる体制になるため、診察はできないらしく、19時からオープンする夜間休日救急センター?みたいな名前の比較的新しくできた場所へ行ってくださいと言われる。
この痛みは小さな波の連続で、その波が少しずつ激しくなっていくイメージの中、駐車場で開店待ちして、いざ入店!そして診察!
この間嫁さんは自宅まで保険証を取りに行ってくれてます。
「胃腸炎?」的なことを確か言われ、痛み止めをもらい、保険証の到着を待ち、金を払って、母親とは解散。
嫁さんと再度ツルハに寄って、ゼリー飲料みたいなのを買って帰宅、痛み止めとゼリー飲料を適当に飲んで寝転がる。
21時〜(嘔吐の始まり)
寝転がっていられない痛みがお腹と背中に押し寄せて、何回も寝返りを打ったり、立ち上がってみたりしてると吐き気がしてきて、トイレで嘔吐したらさっきのグレープフルーツ味のゼリーと思われる色のやつが出てきた。
水を飲んだら、飲んだ分の1.3倍の量を吐く上に痛みが8割を超えてきたので、嫁さんには申し訳ないが再度夜間救急センターへ向かう。
22時30分〜(2度めの夜間休日センターで受診)
今までの経緯を伝え再度診察をしてもらい、痛み止めと吐き気止めの点滴をしてもらうが痛みがおさまらなかったので、さらなる痛み止めとして肩に筋肉注射を提案される。
「ちょっと痛いけどねぇ」
「い、痛いんですか、、、?」
僕は注射が苦手なのでそう返答すると「私は筋注好きですけどね!」って言われた。看護師さんの間では筋肉注射を「筋注」と略すんだなぁと思った。
点滴と筋注の効果なのか症状は6割程度までおさまったので、そのまま帰宅し、また寝転がる。
24時〜(口からアレみたいなのが出る)
点滴と筋注の効果はあっというまに切れ、痛み10割の激痛地獄が始まる。
寝てられない、というか、楽になる体制が一切ないし嘔吐がひどい。
ここからマジで汚い話ですが、ゼリー色だったあれが、透明になり、だんだん茶色になってきた。
つまり口からウン⚪︎が出始めた(のだと思う)。
気にしていなかったが、確かに腹痛が始まってから⚪︎ンコも屁も出ておらず、つまりはケツが閉じちゃってガスが溜まりまくってるから上から出ているのだと考えた。
プルプルする手で「口からう⚪︎こ出る」とか調べてみると、腸閉塞とかイレウスとかいう単語にたどり着いた。
下から出ないなら上から放出するしかないと言うのが人体の構造なのだろうか。
上からも出せなければ溜まったガスは腹を爆発させる、、、そんな想像をしていた。
夜間救急センターの人には「一度かかりつけの内科で受診してもらって、症状がひどいようであれば日赤に紹介状を書いてもらって」的なことを言われていた。
しかし、僕が喘息でたまに通っている病院は2時間待ちとか普通にあるし、この激痛地獄で朝まで耐え、さらに車で最速で病院へ行き、2時間待って診察なんてとても無理だと思っていた。
救急車しかない
26時(am2時)〜(救急車)
茶色い嘔吐は3−4回続き、「死ぬかも、遺書遺書、、、」とか考えていたけど、いやその前に救急車呼ぶしかないと思った。死んだらダメ。
救急車なら今から直で日赤に行って診察してもらえるはず。
大袈裟かなとは思ったが、死ぬよりマシなので自分で119番に電話すると、「火事ですか、救急ですか」という質問から、「住所はどちらですか」「症状は」など、一切の無駄を排除したスピーディな対応により、あっという間に救急車が到着。
これ位の事で救急車呼んでいいのかマジで悩んだけど、どうしようもなかった。
車内のタンカーに乗せてもらってピーポーピーポー言わせながら日赤へGO!夜中にうるさくて申し訳ない気持ちだった。
救急車の方々ありがとうございます。
27時(am3時)〜(入院)
日赤到着後は怒涛の勢いで同時並行にて色々な検査をしていただきました。
苦手な注射もバンバン刺していただき、優しいお言葉もバリバリいただき、よくわからないでっかい輪っかにも全身通していただきました。
超夜中なのに、超疲れているだろう嫁さんも駆けつけてくれました。
体内にヤバめのものを注入されつつ、飛びそうな意識の中、入院が決定。
日赤に到着してからは自分の足で歩くことはありませんでした、本当に申し訳ないです。
答えづらい質問
「飲食店やっているんですか?缶ビールで言うと毎日どれくらい飲むんですか?」
意識が朦朧としてますが、色々と質問はされます。
「ウイスキーです、たぶん400-500mlくらい、、、」
「水割りとかですか?」
「いや、ウイスキー原液でそのくらいかと、、、」
「毎日ですか?」
「平均だとそれくらいかと、、、」
そんな生活送っている奴の治療する気も失せたかもしれませんが、それでも見捨てずに治療していただいた担当の先生と看護師の方々本当にありがとうございます。
29時(am5時)〜
点滴により寝れてみたり、痛みで起きたりしながら朝を迎えましたが、その後も看護師さんたちのケアのおかげで徐々に快方(痛み6割程度)に向かっていきました。
しかし依然として水分を取ったら1.3倍嘔吐する状態は変わっておらず、辛い、陣痛とは比べられないけど。
水分も取れないので、もちろんメシなんて食べられるわけもない状態が続くのですが、今後痛みレベルが6割を超えることはないので割愛します。
結果朝方に入院させてもらい、退院したのは36時間後くらいでしょうか。
個人的に印象に残った事
全てのやる気がなくなった
嫁さんが携帯とかパソコンとかを持ってきてくれたのですが、辛さが勝っている時は何もしたくない。普段待ち遠しい漫画アプリ、ピッコマの更新もどうでも良くなった。
パソコンでオンライン麻雀とかもできたけど、そんな事もどうでも良かった。
ここまで迷惑かけた近しい人たちに連絡もしないといけなかったけど、それすらする気にならなかった。
日赤ってwifiあるんだーって思った
日赤に関わらず、病院ってwifi使えるんだって思った。
でも夜更かしされたら困るから21時でしっかり公共wifiが切れるのは、知らなかっただけにさすがだなと思った。
喫煙所を探す自分がいた
体調が良くなってきた頃に、嫁さんが持ってきてくれたカバンを覗くとタバコが一箱入っていて、入院しているくせに急に喫煙欲が沸いた。
「日赤 喫煙所」とかで調べたりして、ここら辺から体調は良くなってきたんだと思うし、正直自分でも終わっていると思う。
タバコを入れてくれていたけどライターはセットになってなかったところに、嫁さんの愛情と、病院に対する礼儀を感じた。
赴任したばかりの担当の先生
救急車で運ばれて色々検査してもらっていた時に、担当の先生から「飲食店やってるんですか?」という質問を受けました。
おかげさまで体調も良くなり、退院の4時間前ほどに担当の先生とお話しする機会があったのですが、「飲食店やってるんですよね?」と言う質問をもう一度いただきました。
口からう⚪︎こ出すような終わっている私なので、店名を言うのは控えようかと思いましたが「居酒屋みたいな、、、かまくら番長っていう、、、」と、モゴモゴと答えました。
すると、担当の先生はどうやら北見日赤に赴任してきたばかり?のようなニュアンスのことをおっしゃっていました。
診察に必要な質問を最初にしていただき、ありがとうございます、そして、退院間際にその質問を再度することで「あなたの店に行ってみようかな?」とわざわざ匂わせていただきありがとうございます。
2度めの質問に対しての他意はないかもしれませんが、心が弱った私はそう捉えました。
もし当店でお会いできることがあれば、お世話いただいた先生と看護師さんはお会計より50%引かせていただきます(無料にはならない)
まとめ
常日頃色々な方に迷惑をかけて生きておりますが、死ぬかもって思った状態の中で、直接間接問わず助けてくれたり、動いてくれたり、待機してくれた方々どうもありがとうございました。
結果論ですが、深夜だとしても救急車を選択しなかったらやばかった可能性もあるので、今回については迷惑おかけしましたが良かったと感じています。
それと、、、本名が「元気」じゃなかったら、、、
現場からは以上です。