カプレーゼのトマトとモッツァレラは交互じゃないとダメ?

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夏野菜の王様であるトマトと、チーズの王様であるモッツァレラが出会うことで生まれたカプレーゼと呼ばれる食べ物。

各々が王様かどうかは全然知りませんが、カプレーゼというおしゃれな食べ物って、なぜかトマトとモッツァレラチーズが交互な状態で盛り付けられています。

私が生涯見てきたカプレーゼは全て交互でした。

交互の王様カプレーゼ。

いやまあ普通に考えて見た目が良くなるとか、重ねて食べやすいなど、交互に盛り付けるそこそこのメリットがあるのは理解できます。

しかし、交互盛り付けメリットを霞ませる最大のデメリットが「面倒くさい」です。

あと最大と言いつつももう一個ある最大のデメリットが「難しい」ですね。

1つ目の最大のデメリット(すでに矛盾してますが)から説明させてください。

面倒くさい

そう、私見ですがトマトとモッツァレラチーズを交互に盛り付けるの面倒くさいんですよ。

切った食材をわざわざちまちまと赤、白、赤、白ってなるように並べていくという、全く終わりが見えない調理。

「この作業にゴールはあるのですか?」

と、もしスタッフに質問されたら私は

「ない」

奴隷

と答えるでしょう。

それに、交互に並べるといったひと手間を加えることで、食材に触れる時間が単純に多くなり、その分ぬるくなります。

生ぬるい夏野菜の王様はすでに王様ではない。

2つ目の最大のデメリット(矛盾だらけ)の説明。

難しい

交互に並べるって無茶苦茶に難しいわけではないんですよ。

また、手先が器用で、盛り付けが上手なアルバイトさんがいるのも事実。

同時に手先が不器用で、無骨で、筋肉隆々で、人に好かれて、面白くて、誠実で、盛り付けが上手ではないアルバイトさんがいたとしたら、、、

彼彼女らにとって、カプレーゼの交互盛り付けは「できない自分を気づかせる材料」にしかならない。

人に好かれて、面白くて、誠実なだけでとりあえず人として100点みたいな感じで考えてるので、小難しい交互並べは何も意味を持ちません。

メリットがあると書いた手前、何の意味も持たないというのはちょっとおかしいので、交互盛り付けはちょっとしか意味を持ちません。

というような理由があるので、北海道北見のかまくら番長で提供されるカプレーゼは交互ではなく整列しているのです。

トマトが全部右で、モッツァレラが全部左に並んでいたから非常に困った!

なんていうニッチな悩み事は聞いたことがないので、今までも、そしてこれからも、カプレーゼは交互にせず、各々を左右に整列していきたいと考えます。

ちなみに、新メニューを開発するたびに、メニューの印刷、ラミネート、パンチング、綴じとかをやっているとそれだけで私の一生が終わってしまうので本日のおすすめ的なページがあります。

店内メニュー表にQRコードを印刷していて、メニュー表に載っていない新メニューやおすすめ商品などが確認できるので、是非。

現場からは以上です。

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