扇風機、水、ラジエーターで外気マイナス8℃の冷風を出す水冷エアコン自作

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猛暑なのに自宅にエアコンがない皆様に朗報となる可能性がある情報を公開いたします。

ラジエーターと扇風機、それと地下水ポンプと地下水がある方向けなので、ハードルが高い地下水をお持ちでない方は限りある人生の時間が無駄になるのでページを閉じてください。

井戸水クーラーとか水冷エアコンと呼ばれる類の装置です。

それでは説明していきましょう。

ラジエーターと地下水を使った水冷エアコンの仕組み

インターネットに転がりまくっている情報であり、わざわざ説明するのもおこがましいですが、主に必要なものは以下です。

  • ラジエーター
  • 扇風機
  • 地下水ポンプ
  • 地下水

地下水を地下水ポンプで汲み上げ、ホース等で架台に設置したラジエーターに下部から給水し、地下水がラジエーターを冷やしたのち、上部の排水部分から適当な地面に排水します。

地下水によって冷やされたラジエーターおよびラジエーター周辺の空気を扇風機で押し出すというだけの簡単な仕組みです。

文章で言われてもイメージが湧かないという方の為に、親切な私はすでに動画にしていますので以下にリンクを載せておきます。

私の自宅の地下水温度は約18℃前後であり、地下水がラジエーターを冷やしたのち扇風機で送風することで、外気温マイナス8℃前後の冷風を手にいれることができます。

扇風機と説明はしていますが、装置の構造上ラジエーターに換気扇をくっつけて一体化させた方がスマートであるという理由で、動画上はそうしてあります。

地下水や井戸水でのクーラーのメリットはお金の節約

そもそも電気代をモロに食らうエアコン室外機を必要としない為、電気代は大幅に下がります。

各パーツの消費電力や住んでいる場所、電気の契約等も関係するため、どれだけ下がるとは明言できませんが必ず下がります。

それに加え水道料金も下がります。

地下水ありきという特殊な状況なので、同じ事をできる方は少ないとは思いますが、再生資源である地下水を使えば水道料金は無料になります。

扇風機や地下水ポンプなどの微々たる電気料金で、外気温マイナス8℃の冷風を手にいれることができるのは大きなメリットと言えます。

地下水や井戸水でのクーラーのデメリットは多々あり

水道水を使えば別ですがそもそも地下水ありきの装置なので、ない方は実現は厳しいですね。

それに加え、手に入るものを駆使した自作装置であるため、装置自体が大きくなってしまう傾向があるかと思います。

断熱加工をしていなければ結露問題も発生します。

何度も鍋に溜まった結露水をキッチンに捨てに行くのは面倒であり、自動排水するような仕組みで作り直すと配管周りが煩雑になってしまうでしょう。

結局各環境が整っていて、自作するのが好き、尚且つ不便を楽しめるような方向けの装置ではあります。

排水や結露水が私にとっては面倒だったので屋外の網戸にくっつける形で設置していますが、それでも屋内に冷風は吹き込むので、家族からはそこそこ好評をいただいていると勝手に考えています。

ラジエーターを通った地下水は18℃前後をキープしているので、単純に地面に排水するのではなく、自宅周辺の地面に打ち水として排出するか、屋根散水用に活用できればと考えています。

耐え難い酷暑を乗り切るいち材料になれば良いですね。

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