北見市のしがない居酒屋かまくら番長がランチを始めた理由

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どうもです、北見の繁華街、繁華街、繁華街と呼んでもよろしいでしょうか?

何かのきっかけで北見市に来られたシティーボーイシティーガールは北見の中心街を繁華街って言うなと厳しい目線で指摘するのかもしれません。

それは一旦無視しておいて、中心街の外れに位置する我らがかまくら番長ですが、色々なことがあって来客数が減った訳ですね。

悲しい気持ち

来客数が減った原因は社会情勢3割、僕の認識の甘さ7割、焼酎は水割です。ピンチなので

「何かすごい事を、誰にも思い付かない目新しい事をかまくら番長でやるしかない」

そう思うまでそう時間はかかりませんでした、たぶん7秒くらい。

その後はトントン拍子にアイデアが浮かび、アイデアという点と点を繋げて線にする作業を繰り返しました。

そうして出来た複数の線で出来た面、つまりは具現化されたアイデアがランチ営業だったワケですね。

まさか町外れのしがない居酒屋がお昼のアイドルタイムを使ってランチ営業をするなんて、誰にも思いつかないと思います。私はその時自分の事を天才

天才の発想の画像

だと確信しました。

そして、瞬時に頭に舞い降りた約10品ほどの精鋭メニューのみで営業を開始してみたところ、まさかの大盛況。

ご飯のおかわり無料とかワンコインが良かったのでしょうか。

しかし、数週間経過するうちにみるみるお客さんは来なくなりました。

なぜかというと、最初来てたお客さんはほとんど知り合い。

例え知り合いだからと言って毎日ランチを食べに来てくれるわけがない。

最初の大盛況に浮かれちゃってそんな初歩的な事すら頭になかった当時の私は気づきました。

「よし、広告を打とう」

天才の発想の画像

飛躍的な発想でもって「かまくら番長はランチもやっていますよ」という趣旨の広告を掲載し、公式ラインを作ったり色んなことをやっているうちに、徐々にお客さんが来てくれるようになりました。

が、しかし。

店内のみのランチ営業、しかもワンコイン、10名来てくれれば良い方な状態だと、色々計算したところ時給換算したら100円台だということが判明しました。

奴隷

わしゃ奴隷かい!

心の中で叫んでいるのが聞こえたのか、某病院の売店にかまくら番長のお弁当を出してくれないかとの依頼が舞い込みました。

その後もここでは言えない秘密のあそこや、ここではとても言えないあそこにも配達してくれないかとの話をいただき、現在は店内ランチ営業のほかにも北見中心街の施設や店舗等にお弁当を配達するに至ります。

現在は1便配達、つまり11時〜12時の到着で細かな時間指定はできませんが、番長から西は東相内町までお弁当の配達をしています。

すごいですね。すごいの一言ですね。

あの時のピンチがあったせいで(おかげで)店内ランチと配達という仕事ができるようになったので、結果的には良かったのでしょうか?わかりませんが。

そんな感じです。

現場からは以上です、さようなら。

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