横浜家系ラーメンって美味しいですよね。
豚骨ベースのスープに秘伝の醤油ベースのカエシ、燻製チャーシューとほうれん草、海苔が基本のアレですよあれ。
色々な事情が重なってランチ時間帯と深夜帯のみ当店でもラーメンを提供しようと考えていまして、本場横浜ラーメンを人生で1回しか食べたことがない私が開発し始めました。
「これはうめー!」
4-5回程度試作を作って、醤油ベースのカエシも作って、西山製麺さんにサンプル麺を送ってもらって、私の中では
「ラーメン簡単に作れるじゃーん」
です。
関東出身のアルバイトの方や嫁さんに食べてもらったところ、そこそこ評判も良かったので、自信を持ってこの味で行ってみるかー!と考えていたそのタイミングで、仕事の関係で横浜から友人が北見へ来たんです。
ラーメン作りに無駄に自信を持った私は、その友人(室田真宏という芸人、俳優等今一番売れそうな男)に私の試作ラーメンを食べてもらったんですよ。
「これは全然家系ラーメンじゃないわ」
私は室田の言葉に衝撃を受けました。
家系っぽいスープを目指すためにゲンコツや豚足などを圧力鍋を使ってやってました。
しかし、私自信が豚骨の臭さが苦手なのか、豚骨臭さを消すために鶏ガラを入れてみたり、ねぎ、ニンニク、生姜、北見玉ねぎを入れたりと、横浜家系のスープを作るのと対極の事をやっていたようで。
友人室田の厳しくも暖かい助言を受けて、私は今横浜にいます。
本場、本物と呼ばれる横浜家系スープがどういうものなのかを、ラーメンマニアである友人室田と友人⚪︎田さんのセレクトのもと1日あたり2-3件食べ回っています。
この投稿をした2024/10/17もまだ私のラーメン修行に付き合ってくれています。
そして、友人が付き合ってくれているのに私が言うことではないですが、たとえ修行でも家系を毎日食べるのはマジで辛いですね!
毎日でさえ辛いのに1日に2-3食を食べていると、昨日の時点でラーメンが嫌いになりました。
しかし、舌の矯正というのでしょうか、今このブログを書いてる最中にも、あの嫌いになったはずの豚骨スープをふた口位飲みたい気分になっています。
北見市の深夜帯で食べられるラーメン屋さんは何件かはありますが、それらとバッティングしないよう、嫌いになりかけた横浜家系らーめんをベースにして私が開発しますねたぶん。
今日までに行ったのは順番で、鶴一家、杉田家、吉村家、あさが家、六角家、壱六家です。
塩分過多で死ぬかもしれませんがよろしくお願いします。
現場からは以上です。